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神戸ビリケンシネクラブ

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2016年 10月 21日

ミハイル・プレトニョフ ラフマニノフ・プログラム

10月17日 浜離宮朝日ホール
ラフマニノフ
Op.3-2,1,4
Op.10-3,5
Op.23-2,4,7,6,5
Op.32-8,12
Op.39-7
Op.28 ピアノ・ソナタ第1番
アンコール オリエンタル・スケッチ
ひとことで言うと「頼もしい」。同時代にこんな頼もしいピアニストがいてくれて良かった。
プレトニョフがいて、バレエではギエムがいて、諸事情により日本にもよく来てくれて
結構日本人良い時代だったのでは?
できればもっと早い時期から聴きたかったけど、聴く方も聴き手として成熟するのに長い時間を
要するわけだし人生山あり谷ありでなかなか、まあ間に合ったことに感謝するばかり。
今回一番好きなソナタ第2楽章は水底にたゆたうて現世を眺むるが如し、葬送曲も頭から離れない。
アンコール曲は最初、会場のボードに「ショパンの主題による変奏曲」と書かれていて、
プレトニョフのジョークをそのまま書いちゃったのか、書いたこと自体ジョークなのか、
でもラフ-ショパはちょっとマイナーでジョークとしては微妙、信じちゃう人もいそうだ、
いやこのプログラムに来るお客さんならOKと思われたか、などと妄想が膨らむ。
この上まだ名古屋での協奏曲が2日間もあるし!
今、時が進むのがちょっと遅くなって、この幸福感が少しでも長く続いてほしい。



 


by aliana-up | 2016-10-21 10:51 | コンサート


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