2014年 06月 28日
6月25日 東京芸術劇場 オネゲル 交響的楽章第1番 パシフィック231 バルトーク ピアノ協奏曲第3番 アンコール バルトーク 3つのハンガリー民謡 J.S.バッハ フランス組曲第5番~サラバンド(24日) パルティータ第1番~サラバンド(25日) ストラヴィンスキー バレエ音楽 春の祭典 いずみホールでのファウスト+メルニコフのブラームスプロと日が重なってしまったけれど、今回はアンデルシェフスキに賭けました。 西宮で高周波音を浴びながらアンコールしてくれたシューマン(正直始まったときはもう限界だと思った)が胸に刺さったまま1年7か月、 この日を待ってた、何といっても曲目がバルトークだし、あの2楽章をアンデルシェフスキで聴けるなんて! 過剰な期待をも上回る素晴しさでしたがこの良さを何と言ったらいいのか、まあ好きな演奏家は皆そうだけどアンデルシェフスキの場合は特に。 もったいぶったところの全く無い、肩の力が抜けて油も抜けた感じのピアニストに倣って、印象が強いうちにちょっとでも書いてみます。 あの恐ろしいようなpppは健在な一方、3楽章でティンパニが引き継ぐ所でのbarbarieは壮絶でここまでやるのかと。 女性にピアノが鳴らせないとは思いませんが、こういうところはやはり男性ならではですね。 また2楽章の前半のピークから降りてきて左手のアルペジオまでのゆるやかにほどけゆくさまは、これほど悲しいのは今まで聴いた事がありません。 芸劇ではアラが目につき、昨日の方が良かったな~と自分の中ではちょっと盛り下がってしまったが、サントリーでの席が良すぎたのでしょう。 それでも視覚的にはベストポジションで、2楽章冒頭のピアノが入るまでの弦楽合奏の部分を目を閉じてじっと聴き入っておられる姿を見た時、 自分たちも今一緒に同じものを聴いているのだという事が大変幸福に感じられました。 2月はまた東京だけなのでしょうか、もう今年度の予定どこのホールも出ているだろうし、やはりあの高周波音がいけなかったのか... 国立新美術館のバレエ・リュス展はタイミング良く「春の祭典」つながりで、といってもハルサイの衣装は今回は来ていませんが。 「ダフニスとクロエ」の海賊の衣装は袖付けがなくキモノのよう。大阪に帰ったらダフクロが待っています。
by aliana-up
| 2014-06-28 21:41
| コンサート
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