神戸ビリケンシネクラブ

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2010年 06月 19日

ロベール・ブレッソン監督 『抵抗』(1956)

独房の壁越しに、ノックで会話するだけの、ついに顔を見ることのない隣人。
日課となっている、顔を洗う時間にだけ、監視の目をくぐって言葉をかわす同胞の聖職者。
彼らが獄中での心の支えだ、という所に心うたれました。

レジスタンスを題材としながら、人間には人とのつながり、人への愛が必要であることが語られ、
最後まで気高く、という意志が『海の沈黙』と共に輝かしいです。
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少年の風貌がルイ・マルのLucien Lacombeを連想させ、
一瞬妙な感じにとらわれて「 Fontaine, attention! 」 なんて思ったりして。
順番が逆ですね。

新開地 KAVC
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by aliana-up | 2010-06-19 22:50 | 映画


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