神戸ビリケンシネクラブ

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2009年 04月 18日

ロベール・ブレッソン監督 『罪の天使たち』(1943)

これはミステリー?と見まがう、出獄した女性を待ちぶせる一味をまく場面の簡潔さや、
女性看守たちの描き方がいい。

全てお見通しの修道院長は、『山椒大夫』で厨子王をかくまう曇猛律師さながらに、
見取り図を前にテキパキと指示を出し、
「もし何かあっても、運転手は元ボクサーです。」などと言う所は面白い。
最後の方で、意識が戻ったアンヌ=マリーを見つめる時にうかべる表情は、本当に美しいです。

修道院という設定は、ストイックなブレッソンの作品そのものですね。
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本日、安治川トンネルで、FUJIのタンデムに乗った方をお見かけしました。
後輪がエレベーターのドアにはさまれていました。

九条 シネ・ヌーヴォ
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by aliana-up | 2009-04-18 21:31 | 映画


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