2014年 07月 06日

その他の2014年5・6月

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5月23日 ヴィオラスペース2014大阪 ザ・フェニックスホール
パーセル/G.タメスティ ファンタジア~第9、10、11、12番
ジンバリスト/プリムローズ サラサーテアーナ~タンゴ、ポロ、マラゲーニャ
A.ベンジャミン/プリムローズ ジャマイカ・ルンバ
フォーレ/ターティス 悲歌、夢のあとに
ブリッジ 2本のヴァイオリンとヴィオラのための狂詩曲
ヴォーン=ウィリアムズ グリーンスリーヴズによる幻想曲
ブリテン ラクリメ ダウランドの投影
クラーク ヴィオラソナタ

今井信子 アントワン・タメスティ 牧野葵美 ヴィオラ
小栗まち絵 大岡仁 ヴァイオリン
芝内あかね チェロ
有吉亮治 ピアノ
タメスティが半年ぶりの来日。膨張していく人が多い中、しなやかな筋肉がすばらしい。あの素敵な靴はどこで買えるんだろうか。
曲目はヴィオラスペースでなければ聴けないラインナップで、中でも印象的だったのは「ブリテンの先生」ことブリッジの作品。
作曲家フランク・ブリッジの才能が炸裂、すさまじい美しさに圧倒された。
ピアニスト有吉亮治氏は様々なスタイルの作品を一手に引き受けてどれも充実、すごい実力派だった。


5月28日 ミハイル・プレトニョフ ピアノ・リサイタル 兵庫県立芸術文化センター
シューベルト ピアノ・ソナタ D537
               D664
J.S.バッハ イギリス組曲 第3番
スクリャービン 24の前奏曲
アンコール スクリャービン エチュードop2-1
いまどきこんなに嫌そうに出てくる演奏家っている?まあ自由だけどやっぱり違和感がある。
演奏は弱音の中で繰り広げられる音々の対比の正確さ、その超絶技巧でもって奏でられるシューベルトD664の2楽章は時間が止まったよう。
スクリャービンでは客席の執拗な咳が最後まで止まず、プレトニョフは驚きながらも演奏を続けてくれたが、集中して聴くことは難しかった。
また先月中止になってしまったアンスネス共々、このクラスのピアニストで4千~千円という価格設定であっても売れ行きがいいとは言えない。


6月14日 フランチェスコ・トリスターノ ピアノ・リサイタル 兵庫県立芸術文化センター小ホール
トリスターノ ハロー
J.S.バッハ フランス組曲 第2番
     /エミール・ナウモフ  コラール おお、人よ、汝の大いなる罪を嘆け BWV622
      フランス組曲 第4番
      トッカータ BWV914
      フランス組曲 第6番
             第1番
トリスターノ ラ・フランシスカーナ
アンコール トリスターノ バルセロナ・トリステ、ストラヴィンスキー タンゴ
自作もあるということでアレだったら嫌だなと思っていたが、大変演奏力があるピアニストで演劇的に場を統制する仕方も堂に入っている。
小ホールは客席の集中力もなかなかのものなので、良い演奏会となった。
ピアノからチェンバロの音、オルガンの音を自在に引き出し、強力でパワフルな打鍵もあり。自由なバッハもとても上手くて楽しめた。
御本人はクラシックのピアニストではありません、ということなのかな。フツーのピアノ曲をフツーに弾いてくれるのが一番いいのだけど。


6月19日 エリック・ル・サージュ+パスカル・ヴェロ指揮 日本センチュリー交響楽団 ザ・シンフォニーホール
フォーレ マスクとベルガマスク~パヴァーヌ、パストラル、メヌエット、ガヴォット、序曲
ラヴェル ピアノ協奏曲
アンコール シューマン ダヴィッド同盟舞曲集~第14曲
フランク 交響曲
仙台でのプーランクのリタニを大阪でもしてほしいヴェロが登場、フォーレは曲順も変えて凝っている。
この後で都響を聴いたが、本日のコンサートマスターも矢部達哉氏だった。
楽しみにしていたラヴェルはオーケストラもなかなかノーミスとはいかないが、あの素晴しい2楽章での
ル・サージュのオブリガートに乗って奏でられるコールアングレが美しかった。


6月26日 イザベル・ファウスト+アレクサンドル・メルニコフ 東京芸術劇場
モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ K.305
シューベルト 幻想曲 D934
シューマン 3つのロマンス
ブラームス ヴァイオリン・ソナタ 第3番
アンコール F.A.E.ソナタ~第2,3楽章
ホールは大き過ぎるし席もステージから遠すぎたか、それにしても印象がうすい。何だか伝わってくるものがなかった。
開演直前に舞台上にバラ撒かれるチラシ、終演後には客席からのプレゼント等会場の雰囲気も非常に良くなかった。


6月29日 大野和士指揮 フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団、合唱団 フェスティバルホール
ルーセル バッカスとアリアーヌ 第2組曲
ラヴェル ラ・ヴァルス
     ダフニスとクロエ
アンコール フォーレ ペレアストメリザンド~シシリエンヌ、ビゼー アルルの女~ファランドール
フェスティバルホールにダフニスとクロエの夜明けが見事に立ち昇った。まるで目に見えるよう。
こんな大きな音楽をしようと思ったらこれだけの空間が要ることを実感。
光が感じられる演奏、すばらしい、まさに夜明けだった。

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by aliana-up | 2014-07-06 21:26 | コンサート | Comments(2)
Commented by koyu320 at 2014-07-07 18:43
はじめて生で聴くダフニスとクロエ堪能しました。ただ、あとすこしホールが狭ければもっと音に包まれたと思いました。
Commented by aliana-up at 2014-07-08 21:01
koyuさん
いまひとつ包まれませんでしたか?全曲版を実演で聴く機会はそうはないと思うので今回は幸運でした。
合唱が入ると深さが違って感じられました、あれが海なんですね。
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