2013年 10月 04日
J.S.バッハ ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(演奏はピアノによる) BWV1014-1019 アンコール アダージョ(BVW1019第4楽章異稿) ヴァイオリニストもピアニストもそしてデュオとしてももうこれ以上望むことは何もありません。 こちらは椅子にゆったり身体をあずけて最高峰の演奏をただ受け取るだけです。 勿論初めから素晴しいのだけれど、曲が進むにつれて会場の空気が徐々に変化して行くのが興味深かった。 共に6曲を通して聴いていくという密度の高い長い時間の中で人々の意識がさらに深く降りて行き、さらに研ぎ澄まされて、 3番や休憩後の4番、5番あたりになるとなにか神々しい雰囲気にあたりが包まれていました。 アンコールの半終止の後で解決を待っていたのだけれど結局それが最後の曲になったので、 私達は今でもまだ宙に浮いたままです。 稀有な演奏会でした。 演奏者、作曲者、青山音楽記念館、200名の聴衆の皆様、全てに心より感謝いたします。 翌5日は阪哲朗指揮大阪フィルハーモニー交響楽団とブラームスのヴァイオリン協奏曲。 ツィンマーマンがタイトなスケジュールで関西で2公演もしてくれているのに、 耳を疑うようなフライングブラヴォーは、前日のリサイタルがそういう物と無縁だっただけに 本当に残念でした。 アンコールはバッハの無伴奏パルティータ第3番からPreludio 上桂 バロックザール 5日は北山 京都コンサートホール
by aliana-up
| 2013-10-04 23:24
| コンサート
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